年齢とともに、あるいは脳卒中やリウマチ、パーキンソン病、脊髄小脳変成症などの病気によって口腔や周囲の機能が衰えることで、摂食・燕下・発音・表情などの機能が低下します。そのため口の中に食査を残したり、虫歯・歯周病を放置し歯垢や舌苔を蓄積させると肺炎や心臓病を誘発すると言われています。歯科衛生士による専門的な口腔清掃や機能訓練により肺炎を予防し、室内の臭気を和らげ、食事がおいしく口から摂取することが可能になります。週1回の口腔ケアでかなりの改善が診られます。口腔ケアには2つの大きな目的があります。一つは口腔清掃、もう一つは口腔機能のリハビリを目的としています。
口腔ケアに使用する薬品など一式
口腔周囲筋マッサージ
脳梗塞などの麻痺側にはかなりの筋肉の硬直がみられ、摂食・燕下のまえにはマッサージをすることで口腔の筋肉がスムースに動くようになります。唾液腺刺激をもつマッサージ、口輪筋、咬筋、側頭筋、顎舌骨筋、咽頭周囲筋などをマッサージし表情筋の緊張をほぐします。開口ストレッチ、など




口腔のプロフェッショナルクリーニング
義歯があればはずし義歯の清掃を行い、うがいをさせ、特殊ブラシで大まかに残査を除去し、粘膜ケア、歯牙、舌の清掃を行う。(プロフェッショナルトゥースクリーニング)口腔乾燥がある場合、保湿剤を使用する。最後に洗口剤でうがいする。燕下障害のある患者さんには洗浄液が流れないようにする
口腔リハビリ(機能訓練・摂食燕下訓練・発音訓練)
患者の症状に応じて行います。燕下体操を行い、舌を前方、側方に大きく引っ張り舌と関連する筋肉を伸展します。テストにより摂食機能を測り アイスマッサージ、などを取り入れて間接燕下訓練をいたします。発音については少しずつ訓練します。最後にゼラチンゼリー等で汚れを流していただき終了します。